逆流性食道炎で寝れないときはどうする?すぐできる対処方法とは?

寝ようとして横になったとき、
「咳が止まらなくなって寝れない」
という症状や、
椅子に座っていると
「胃液が上がってきて気持ち悪い」
という症状が続いていませんか?
逆流性食道炎の症状は
人によって異なりますが、
対処方法や利用する薬は
ほとんど同じなので、
今回すぐに実践できる
「逆流性食道炎の対処方法」
を紹介していきます。
ただの胃もたれにも効くので
是非参考にしてください。
逆流性食道炎で寝れないときの対処方法
食道が炎症してしまうと
風邪でもないのに咳が止まらない・・
こんな症状になることがあります。
当然、咳で寝ることはできません。
こうなる前にあらかじめどうすれば良いか?
という対処方法を覚えておくと、
寝れない日々を解消することができます。
食べてからすぐに寝ない!
「食べてすぐ寝ると牛になりますよ」
という言葉がありますが、
近年はこちらのほうが
正しいかもしれません。
「食べてからすぐ寝ると逆流性食道炎になりますよ!」
当然のことですが、食べると胃で食べ物を
消化するために胃酸がでます。
こんな状態で横になると
どうなるでしょうか?
胃と食道はつながっています。
胃液が出ている状態で横になると、
多かれ少なかれ食道のほうへ
「胃液」が流れていきます。
通常健康な方であれば、胃と食道の
つけね部分がしっかりと閉っているため、
胃液が食道へ流れでることはありません。
ですが「逆流性食道炎」になると
食道へ胃液が流れこんでくるのです。
症状としては、胸やけなど
胃の不快感がでてきます。
不快感で済むうちはまだ良いですが、
この胃と食道のつけねの部分が
徐々に腫れて炎症してきます。
こうなると胃と食道をふさぐ
“弁”がうまく機能しなくなり、
どんどん食道に胃液が流れてきます。
ですので、食べてから
「すぐ寝る・横になる」のは
お勧めできません!
最低でも3~4時間ほど
時間を空けるのが好ましいです。
寝るときに向く方向
横になるとき、腕は右が
下に来るように寝ましょう。
イメージにするとこんな感じです。
驚いたことに、
別のサイトなどを見ていると
「左手が下になるように寝ましょう!」
ということが平気で記載されています。
実際に逆流性食道炎に
なったことがない方なのか、
軽度の逆流性食道炎なのでしょう。
「左手を下にすると胃の構造上、
方向的には食道に胃液が触れにくくなる」
というのはわかります。
ですが左手を下にすると、
胃液が腸のほうへ流れにくくなり
胃にとどまってしまいます。
酸はそもそも揮発性(きはつせい)の
高いものです。
濃度が濃ければ濃いほど
蒸発しやすくなる物質です。
こんなものが寝ている間中
ずっと胃の中に留まっていると
どうなると思いますか?
当然ながら食道にも
大なり小なり胃酸は触れますので、
食道の炎症部分が悪化し
咳が止まらなくなることもあります。
また、寝ているときには
寝がえりを打ちますよね?
仮に右向きで寝ても
左向きで寝ても、
目が覚めたときはいつも
寝たときと同じ方向でしょうか?
人間は寝がえりをしないと、
血行が滞ります。
同じ部位に負荷がかかるため
肩こりや関節痛にもつながります。
健康な方であれば、一日に20~30回も
寝がえりを打ちます。
逆流性食道炎になっても
例外ではありません、
寝がえりは打ちます。
そして、胃液が食道にあたり
空咳がでて目が覚めたり、
口のほうへ胃液があがって
吐き気に襲われたりします。
ではどうすればいいのか?
先ほどのイラスト通り
右手を下にして横になると、
胃液は腸のほうへと
流れやすくなりますが、
それと合わせて
「さらにこうしたほうが良い」
という対処方法もお伝えします。
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