逆流性食道炎はストレスで再発する?再発の予防方法とは?

逆流性食道炎の再発は
ストレスと深く関係しています。
まず初めに皆さまご存じの”ストレス”ですが
「ストレスがかかると胃が痛い」
という話を聞いたことはないでしょうか?
ストレスがかかっている状態というのは、
緊張状態にあります。
そして生物学などで「交感神経」や
「副交感神経」という言葉を
聞いたことはないでしょうか?
今回はこの逆流性食道炎の
再発にかかわる原因と、
ストレスがどのように関連
しているのかをお伝えします。
逆流性食道炎はストレスで再発する
ストレスがかかると「再発」と
お伝えしていますが、
そもそもストレスが逆流性食道炎になる
大きな原因の一つになります。
ですので、一度「逆流性食道炎」になると
ストレスですぐに再発することもあります。
そうならないために、ストレスの何が原因で
再発してしまうのか?
という部分を見ていきたいと思います。
緊張状態?リラックス状態?
人間の神経の状態は「緊張状態」と
「リラックス状態」の2パターンがあります。
緊張状態では「交感神経」
リラックス状態では「副交感神経」が
活発に働きます。
合わせて緊張状態の時は
胃腸の動きが抑止され、
リラックス状態の時は
胃腸の動きを活発にします。
では常に「緊張状態」であれば
胃腸の動きを抑制できるため
胃が痛くなることは無いのでは?
と、思われるかもしれませんが
そうではありません。
2つの神経はシーソーのように
常にバランスを保とうとします。
緊張状態を続けて一定の限界を超えると、
「リラックス状態にしなければ!」
と「副交感神経」が活発になります。
この活発になるときに
胃酸が大量に分泌されるわけです。
胃酸がたくさんでてくることで
胃の粘膜が傷つき、
胃が痛くなるという結果になります。
さてこの状態で胃酸が
食道に触れ続けるとどうなるでしょうか?
当然”食道炎”になってしまいます。
通常は胃から食道へは胃酸が流れないため、
胃にダメージがあったとしても
食道は大丈夫なのが正常です。
ですが逆流性食道炎になった方は、
本来は流れないはずの食道側へと
胃液が流れていくことになります。
逆流性食道炎のサイクル
①ストレスを長く受ける
②胃酸過多になる
③食道に胃酸が流れ込む
④逆流性食道炎になる
一度「逆流性食道炎」になってしまうと、
このような不のサイクルが
出来あがってしまうわけです。
このサイクルになってしまうような
生活を改善しないかぎりは、
逆流性食道炎が完治することはないので
ストレスの原因を排除することが、
逆流性食道炎を治す近道になります。
スポンサーリンク胃潰瘍ではなくなぜ逆流性食道炎?
もちろん胃酸過多状態が続くと
胃も傷つけられるので、
「胃潰瘍」にもなってしまいます。
胃はもともと胃酸が出る内臓器官なので
胃酸から胃を守るための粘液がでています。
この粘液の力が強ければ、
胃の保護力が高いので
「胃潰瘍」にはなりにくいです。
これに対して、通常胃液が触れることのない
「食道」は胃酸に強く無い器官です。
たいした保護力もない器官に
胃酸が触れ続けると当然炎症しますよね?
これが逆流性食道炎というわけです。
逆流性食道炎の再発を防ぐには
逆流性食道炎になってしまうのは、
長期的な生活習慣や、
体質(内臓の構造)が主な原因になっています。
この原因を一つずつ取り除いていくことが
再発予防になります。
方法としては生活習慣を見直して
逆流性食道炎とうまく付き合っていくか、
手術で強制的に内臓の形成をするか
という方法になります。
私は生活習慣を見直すことと、
市販薬をうまく活用することで
逆流性食道炎を克服しましたが、
あなたはどちらの方法で克服されますか?