逆流性食道炎に良い食事は?食道にやさしい食べ物とは?

逆流性食道炎の原因を作っているのは
もちろん「胃酸」です。
胃酸が食道に逆流することで
食道が炎症して、
逆流性食道炎になるので、
治すためには胃酸をでなくする
もしくは胃酸の量を減らせば、
逆流性食道炎は少しずつ治っていきます。
今回はどういう食事で胃酸を減らし
逆流性食道炎を少しでも早く治すのか?
という内容をご紹介していきます。
胃酸のでにくい食事
胃酸の出やすい食事は大きく分けると
「消化に悪い食事」
「刺激の多い食事」
という話を前回しました。
胃酸のでにくい食事ということは
この逆になるので、
刺激が少なく消化に良い食べ物が
良いわけですね!
基本的に消化の良い食べ物は
食物繊維や脂肪が少ない食べ物を
選ぶのが良いです。
また、食材を着るときはできる限り
細かく切り、柔らかくし、
油もあまり使わない食事がおすすめです。
そんな条件がそろった食事は
どのようなものがあるのでしょうか?
さっそく見ていきましょう!
うどん・お粥
胃腸にやさしい穀類の定番はやっぱり
「うどん」や「お粥」ですね!
風邪を引いたときに胃腸を気遣う方は
良く食べる食事です。
もちろん消化に良い食べ物なので
胃酸の量も少なくて済み、
食道へのダメージも少なくなります。
ただし、漬物や梅干しなどの
塩分が多いものや刺激の多いものは
胃酸の分泌を増やしてしまうので
注意が必要です。
海藻類も食物繊維が多いので
避けたほうがよいですよ!
漬物や塩昆布を避けてどうやって
お粥を食べるのかというと、
卵やささみなど油の少ない肉、
豆腐や白身魚は消化に良いので、
ちょっと薄味を心がけて
「煮込みうどん」や「卵粥」にするのが
おすすめですね!
魚介類と肉類
先ほどもでてきましたが、
脂身の少ない「ささみ」や
脂質の少ない「白身魚」は
消化に良いためおすすめです。
また赤身肉で脂を落として食べれる
「しゃぶしゃぶ」なんかも、
比較的消化に良い為おすすめですよ!
油は極力避けたほうが良いので
調理方法も必然的に、
煮る・蒸すといった方法になるため
鍋料理・煮込み料理・蒸し料理は
胃にやさしく食道にもやさしい
食事というわけです。
白身魚の「タイ・タラ・カレイ」の
鍋料理や蒸し料理、
鍋料理後の「雑炊」なんかも
おすすめです。
ただし!おいしいからといって
食べ過ぎるのは絶対に禁物なので、
腹八分目を心がけて
胃にやさしく食道にやさしくを
意識しておくのが良いですよ!
卵類と大豆類
スポンサーリンク卵も消化には良い食べ物なので
うどんと卵、お粥に卵というように
一緒に煮たり、卵とじにしたりして
食べるのがおすすめの食事方法です。
大豆類は主に「豆腐」が消化に良いので
「湯豆腐」などにして、
鍋の具として煮て食べるのが
おすすめの方法です。
ポン酢は少し刺激があるので
出来るだけ避けて、
かつお出汁で煮込んで
うすめに味付けするのがおすすめですよ!
野菜・いも類・果物
食物繊維は消化に悪い為
食物繊維が豊富な
「大根」や「ごぼう」は避けて、
繊維の少ない「白菜」「ほうれん草」が
おすすめの野菜になります。
いも類は「カボチャ」や「じゃがいも」を
良く煮込んで柔らかくすると、
消化に良いのでおすすめですよ!
果物は「りんご」「梨」「バナナ」などが
消化に良いためおすすめです。
ただしドライフルーツのような
干物になると、
食物繊維が一気に増えるので
注意が必要ですよ!
まとめ
こうして見てみると
「鍋もの」は基本的に消化に良いため、
胃にやさしく、食道にもやさしい
逆流性食道炎に良い食事ですね!
良く煮て柔らかく、薄味にすることで
胃の負担を減らして、
胃酸が最小限で済むように心掛ければ
食道炎も少しずつ回復していきますよ!
一旦、逆流性食道炎が治ってしまえば
少しくらい胃に負担がかかっても、
すぐに悪化するわけではないので
また色々なおいしい油ものや、
脂肪分たっぶりのデザートを
食べることもできます。
もちろんそんな食事を続けると
また逆流性食道炎になってしまうので、
ちょっと胃や食道の調子が悪いと
思うことがあれば、
食事を考えしっかりと胃を休ませて
逆流性食道炎を予防することも
できるようになりますよ!
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